4月14日は皆既月食の日ですね。







今回の月食を１０倍楽しむために、

月食について少しお話します。



月食とは、読んで字のごとく、

「月を食べる」

と書くように、月が地球の影にかくれて

欠けたようにみえる現象をいいます。


引用元：


また、完全に影の中にかくれてしまう事を
皆既月食といいます。




どうしてこのような現象が起こるのでしょうか？



「地球の影に隠れるということは知っているけど

具体的にイメージがわかないよ。」



という人もいると思います。





ですので、ここからは、具体的にお話していきましょう。





大気のない宇宙空間にも影はできます。

宇宙は暗い空間ですが、

太陽の光が直接当たった対象物の裏側には、

さらに暗い直線の影ができます。

地球も例外ではありません。





その地球の直線の影の中に月が入ってくることで月に影が出来るのです。




その結果

地球の小さな幅の影を通り過ぎるほんのひと時の間だけ

下記の図のように変化するのです。








あと、もう一つ、知ってると楽しめるマメ知識があります。

皆既月食は完全に影の中に入ってしまうから、

真っ暗になってもいいようなものですが、

そうはならず、月は赤暗く光ります。




これは、地球の大気をかすめる夕日が




　　　　↑↑↑↑↑
このように地球の大気をかすめる夕日が月を赤く照らすので、

皆既月食の際、月が赤くなるのだそうです。

こういう現象を、目の当たりにすると、

やっぱり宇宙ってスケールでっかいなって思っちゃいます。





具体的に部分食が始まる時刻は

１９時１５分




皆既の始まりは

２０時５４分




食の最大が

２１時

です。




今回の月食は、

月は地球の影の端っこギリギリのところを通る為

皆既食となっている時間がわずか12分間とたいへん短いです。

貴重なこの時間、みんなで皆既月食を楽しみましょうね＾＾。

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