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花粉症じゃない!? 寒暖差アレルギーって?2015年は寒暖の差が激しい気候

寒暖差アレルギー



あまり聞きなれない言葉ですね。



医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれており、

このアレルギーは、寒暖の差が生じたせいで

鼻水やくしゃみが出たり、

咳が出るという症状を起こすやっかいなアレルギーです。

hanamizu.PNG


このアレルギー、名前はあまり知られていませんが、

以外にあなたの身近にもいるんです。




ラーメンや熱い鍋を食べているときに、やたらと鼻水が出てくる人は居ませんか?

そう、あれも、寒暖差アレルギーの症状のひとつなんです。



でもこの時期だと、花粉症や風邪の症状と似ている為、そのアレルギーとわかりにくいのが特徴です。



しかも今年はいつもになく寒暖の差が激しい気候で、

この寒暖差アレルギーになっている人が増えているそうです。



この寒暖差アレルギー、風邪や花粉症との違いを見ていきましょう。



①熱の有無

風邪や花粉症が微熱を伴うのに対し、寒暖差アレルギーは熱が出ないのが特徴です。

ばい菌や異物が体に入ると身体はそれをやっつけようと熱を出します。

しかし、寒暖アレルギーは空気の温度差が生じて発するアレルギーなので、熱が出ません。




②鼻水の症状

風邪は菌やウイルスをやっつけた白血球や、

やっつけられたウイルスの死骸が膿みとなって外に出るため、

出てくる鼻水は膿みの色、つまり緑がかった黄色い色になります。

寒暖差アレルギーの場合は菌やウイルスと戦うわけではないので

透明のサラサラとした鼻水が出ます。

ただ、花粉症もこの場合区別しにくく、

同じサラサラの鼻水が出るので区別しにくいです。





③目のかゆみ

これは、花粉症特有の症状なので、鼻水で判断できなくても、

目のかゆみが伴うかどうかで判断します。

ただこの場合、花粉症でも、目に症状がほとんど出ない人もいるので、

鼻水だけの症状がでる花粉症の人は、それが花粉症でなっているのか、

寒暖差アレルギーなのかの判断が難しくなってきます。






④アレルゲン検査

最終手段として、耳鼻科でのアレルゲン検査という血液検査があります。

血液から、あなたが何に対して反応して

アレルギー反応が出ているかが詳しくわかります。

ただ、ここでわかるのは杉や、ハウスダスト、ダニなど、

アレルゲンとしてはっきりわかっているものに対して採取した血液が

どのようにどのくらいの数値の反応が出るかで、

その人がそのアレルゲンにどの割合で反応しているかを調べます。

よって、この中の種類のどれにもアレルギー反応が出ていないと診断された場合、

寒暖差アレルギーの確立がすごく高くなります。

なぜなら寒暖差アレルギーはアレルゲンを見出せないので診断しようがないのです。

なので、アレルゲン検査でアレルギーと診断されなかったことで、

寒暖差アレルギーだと判断するしかありません。



アレルギーがないと診断されたのに結果寒暖差アレルギーだなんて、なんだか複雑な気分ですね・・・。



冷え症の人や筋肉量ん少ない女性は、

どうしても寒暖差アレルギーになりやすいので、

予防方法として、寒暖の差が生じないよう

外でも冷えない服装を心がけるとともに

筋肉をしっかりつけてあげることが重要になってきます。





この時期はファッションも大事ですが、

薄着をして体を壊しては元も子もないので

まずは予防を心がけるほうがいいかもしれませんね。




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